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06月28日-趣旨説明、委員長報告、質疑、討論、採決等-05号

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  1. 上田市議会 2010-05-30
    06月28日-趣旨説明、委員長報告、質疑、討論、採決等-05号


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    平成22年  6月 定例会(第2回)議事日程 第 1 諸般の報告 第 2 議案第87号 第 3 議案第68号から第71号 第 4 議案第72号 第 5 議案第73号及び第74号 第 6 議案第75号 第 7 議案第76号 第 8 議案第77号から第79号 第 9 議案第80号から第83号 第10 議案第84号から第86号 第11 報告第1号から第3号 第12 報告第4号 第13 報告第5号から第9号 第14 議案第88号及び第89号 第15 議案第90号及び第91号 第16 請願第2号及び第3号 第17 閉会中の継続審査(請願第4号) 第18 請願第5号 第19 閉会中の継続調査(請願第6号) 第20 請願第7号本日の会議に付した事件 日程第1から第20まで出席議員(31名)    1番   土  屋  孝  雄  君     2番   土  屋  勝  浩  君    3番   池  田  総 一 郎  君     4番   古  市  順  子  君    5番   半  田  大  介  君     6番   小 坂 井  二  郎  君    7番   安  藤  友  博  君     8番   松  山  賢 太 郎  君    9番   佐  藤  公  至  君    10番   小  林  三 喜 雄  君   11番   井  沢  信  章  君    12番   佐  藤  清  正  君   13番   小  林  隆  利  君    14番   渡  辺  正  博  君   15番   久 保 田  由  夫  君    16番   池  上  喜 美 子  君   17番   三  井  和  哉  君    18番   土  屋     亮  君   19番   西  沢  逸  郎  君    20番   尾  島     勝  君   21番   下  村     栄  君    22番   児  玉  将  男  君   23番   足  立     誠  君    24番   土  屋  陽  一  君   25番   内  堀  勝  年  君    26番   清  水  俊  治  君   27番   南  波  清  吾  君    28番   金  井  忠  一  君   29番   滝  沢  清  茂  君    30番   堀     善 三 郎  君   31番   深  井  武  文  君説明のため出席した者     市    長   母   袋   創   一   君     副  市  長   石   黒       豊   君     政策企画局長   宮   川       直   君     上田地域自治     セ ン ター長     総 務 部 長   山   本   謙   二   君     行政管理課長   小   山       晃   君     秘 書 課 長   神   代   芳   樹   君     財 政 部 長   井   上   晴   樹   君     財 政 課 長   小   林   一   彦   君     市民生活部長   鈴   木   栄   次   君     健康福祉部長   武   井   繁   樹   君     福祉事務所長     こ ど も未来   関       和   幸   君     部    長     商工観光部長   金   子   義   幸   君     農 林 部 長   峰   村   万 寿 夫   君     都市建設部長   清   水   治   彦   君     消 防 部 長   小   菅       清   君     丸子地域自治   関       義   継   君     セ ン ター長     真田地域自治   笠   原   茂   正   君     セ ン ター長     武石地域自治   広   川   裕   助   君     セ ン ター長     会 計 管理者   田   口   悦   子   君     上下水道局長   大   沢   和   正   君     教  育  長   小   山   壽   一   君     教 育 次 長   小   市   邦   夫   君     監 査 委 員   小   池   俊   一   君事務局職員出席者     事 務 局 長   片   山   久   男   君     事 務 局次長   鳴   沢   宏   紀   君     議 事 係 長   清   住   拓   生   君     調 査 係 長     主    査   中   村   和   宏   君     主    査   三   井       憲   君          午後 1時30分   開議 ○議長(南波清吾君) これより本日の会議を開きます。                       ◇ △日程第1 諸般の報告 ○議長(南波清吾君) 日程第1、諸般の報告を行います。 各委員会における陳情審査結果について、お手元に一覧表を配付してありますので、ご了承願います。                       ◇ △日程第2 議案第87号 ○議長(南波清吾君) 次に、日程第2、議案第87号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題とし、提案理由の説明を求めます。副市長。          〔副市長 石黒 豊君登壇〕 ◎副市長(石黒豊君) 追加議案集の1ページをお願いいたします。議案第87号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてご説明申し上げます。 人権擁護委員法第3条の規定により人権擁護委員として委嘱されております北澤信明氏、山本洋子氏の両氏が平成22年5月30日をもって任期満了となります。つきましては、次期委員として、北澤信明氏は引き続き、荻原幸子氏は新たに人権擁護委員として法務大臣に推薦したく、同法第6条第3項の規定により、議会のご意見をお願いしたいというものであります。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(南波清吾君) これより質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南波清吾君) お諮りします。本案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南波清吾君) ご異議なしと認めます。よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南波清吾君) これより採決します。本案は適任と決するにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南波清吾君) ご異議なしと認めます。よって、本案は適任と決しました。                       ◇ △日程第3 議案第68号~第71号 ○議長(南波清吾君) 次に、日程第3、議案第68号から第71号まで4件一括議題とし、まず議案第68号及び第69号につき総務文教委員長の報告を求めます。総務文教委員長。          〔総務文教委員長 小林 隆利君登壇〕 ◎総務文教委員長(小林隆利君) 総務文教委員会は、去る6月18日に開催し、付託案件の審査を終了いたしましたので、その概要について順次ご報告申し上げます。 まず、議案第68号、上田市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例及び上田市職員の育児休業等に関する条例中一部改正について申し上げます。 本案については、少子化対策の観点から、仕事と子育ての両面支援等を一層進め、男女ともに子育て等をしながら働き続けることができる雇用環境の整備を図るため、国において育児休業介護休業等育児または介護を行う労働者の福祉に関する法律等が改正され、これに伴い地方公務員育児休業等に関する法律も一部改正され、本年6月30日から施行されることから、本市の職員に係る関係条例について、国の改正に基づき所要の改正を行うものであると、まず説明を受けました。さらに、主な内容として、上田市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の改正では、時間外勤務の制限の新設として、3歳に満たない子のある職員については、基本的には時間外勤務をさせてはならないとの規定を設けるもの等であり、上田市職員の育児休業等に関する条例の改正では、職員の配偶者の就業の有無や育児休業の取得の状況にかかわりなく、職員は育児休業を取得できるようになったとき、育児休業の充実を図るものであるとの説明を受けました。 質疑において、全国レベルで男性の育児休業の取得率は、わずか1.23%という報道があるが、市役所の男性職員の育児休暇取得状況はどうか。これに対し、現段階で育児休暇を取得した男性職員はいない。 次に、市役所の男性職員が育児休暇を取得しやすくなる工夫はあるのか。これに対して、本年度特定事業主行動計画を見直しすることとなっており、男性職員が育児休暇を取得しやすくなるよう計画を見直す際に検討していく等々の質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第69号、上田市職員の退職手当に関する条例中一部改正について申し上げます。 本案については、現下の厳しい雇用失業情勢を踏まえ、非常勤労働者に対するセーフティネット機能の強化等を図るため、雇用保険法が一部改正され、本年4月1日から施行されたことに伴い、この条例について所要の改正を行うものであると、まず説明を受けました。さらに、市の職員が6カ月以上勤務して退職した場合において、退職時に支給される退職手当の額が雇用保険法で定める特例一時金相当額に満たないときは、その差額を退職手当として支給できるよう改めるものであるとの説明を受け、審査の結果、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ○議長(南波清吾君) 次に、議案第70号及び第71号につき厚生委員長の報告を求めます。厚生委員長。          〔厚生委員長 池上 喜美子君登壇〕 ◎厚生委員長池上喜美子君) 厚生委員会は、去る6月21日に開催し、付託案件の審査を終了いたしましたので、その概要について順次ご報告申し上げます。 まず、議案第70号、上田市福祉医療費給付金条例中一部改正について申し上げます。 本案については、安心して子育てができる環境整備に向け、子供にかかる医療費負担を軽減することを目指し、福祉医療費給付事業における対象範囲を市の単独事業として拡大することに伴い、条例中所要の改正を行うものであるとの説明を受けました。 質疑において、昨年市長と上田市PTA連合会との懇談の中で、市長は、子供の医療費無料化対象範囲拡大に関して、前向きな発言をしていなかったと思うが、方向転換をしたということか。これに対し、市長のマニフェスト2010の中で、こども医療費給付事業の拡大を掲げており、進めてきたものである。 次に、今回の改正により、財政や小児科医師への負担増が危惧されるが、所得制限について検討を行ったのか。これに対し、現在県内等においても所得制限を行っている市はないが、今後も対象範囲を拡大していく必要があるため、所得制限について検討していきたい等々の質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、議案第71号、上田市相染閣条例中一部改正について申し上げます。 本案については、さらなる住民サービスの向上及び施設管理の効率化を図るため平成23年度を目標に、管理運営を指定管理者制度に移行することに伴い、条例中所要の改正を行うものであるとの説明を受けました。 質疑において、平成21年度の収支及び利用状況はどうか。これに対し、概算で収入は8,670万円余、支出は9,170万円余、入館者は25万177人である。 次に、赤字経営をしている施設を指定管理者制度に移行していくのか。これに対し、平成21年度は道路復旧工事等があったため赤字決算と見込まれるが、それらを除けば収支はおおよそ均衡している。また、指定管理者制度を導入した場合は、現在の人員を確保してもなお人件費相当額の削減が可能なことから、赤字経営にはならないものと考えている等々の質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定しました。 ○議長(南波清吾君) 以上で委員長報告が終わりました。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南波清吾君) これより討論に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南波清吾君) これより議案第68号から第71号まで一括して採決します。本案4件委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(南波清吾君) ご異議なしと認めます。よって、本案4件原案のとおり可決されました。                       ◇ △日程第4 議案第72号 ○議長(南波清吾君) 次に、日程第4、議案第72号を議題とし、厚生委員長の報告を求めます。厚生委員長。          〔厚生委員長 池上 喜美子君登壇〕 ◎厚生委員長池上喜美子君) 議案第72号、上田市国民健康保険税条例中一部改正について申し上げます。 本案については、一昨年秋以降の経済不況を原因とした失業や加入者の収入減などに伴う課税所得の減少、担税能力の低下及び税負担感の増などの理由により、平成21年度において国保税の収納率の低下に伴う歳入不足に対し、また今後推計される国保特別会計の歳入不足に対応するため、税率改定の実施に当たり、条例中所要の改正を行うものであるとの説明を受けました。 質疑において、一般会計からあと幾ら繰り入れすれば、税率を引き上げないで済むのか。これに対し、この2年度間に限定すれば4億6,000万円の財源が確保できれば、税率を引き上げないで済むが、既に3億円の基準外の繰り入れを行っていること、特別会計により経理していることから、これ以上の繰り入れは考えていない等々の質疑応答がありました。 次に、討論において、基金の取り崩しや一般会計からの繰り入れ等により一定の努力はしているが、平均改定率8.47%の改定をしても、現在の経済情勢下では滞納がふえてしまうことが危惧され、歳入不足の抜本的な改善にはならないことから、国に対して国保への国庫負担の削減をもとの割合に戻すよう働きかけを行い、また交流・文化施設等の大型事業については、徹底的な見直しを行うなどして、社会保障である国保へさらに繰り入れを行い、国保税を引き上げないようにすべきであると反対する意見が出されました。これに対し、賛成する立場から、国保制度の抜本的な改正は必要であると考えるが、今回の税率改定に当たっては、基金をすべて取り崩したこと、一般会計から基準外の3億円を繰り入れ、改定幅を抑制してもなお、税率を引き上げざるを得ない状況であると理解したとの意見が出されました。 挙手採決の結果、賛成多数により、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ○議長(南波清吾君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南波清吾君) これより討論に入ります。 討論の通告がありましたので、順次これを許します。 まず、古市議員の討論を許します。古市議員。          〔4番 古市 順子君登壇〕 ◆4番(古市順子君) 議案第72号、上田市国民健康保険税条例中一部改正について、反対の立場で討論を行います。 条例案は、平均税率8.47%、1人当たりにすると年間8,243円の引き上げです。上田市の国保会計は、一昨年秋からの経済不況により収納率が低下し続けており、平成21年度末の滞納見込額は約16億4,000万円です。国保加入世帯は上田市全体の約40%ですが、そのうち年間所得が200万円未満の世帯が約85%を占めています。滞納者の人数は50万円未満が5,911人で約87%です。払いたくても払えないということが現実ではないでしょうか。今回の税率改定においては、基金の取り崩しや一般会計からの繰り入れなどが実施されています。考え方として、赤字補てんした場合の上げ幅を半分程度に抑える金額とのことです。努力は評価いたしますが、滞納がますますふえることが懸念されます。 高過ぎる国保税の主な原因は、1984年以来の国保財政への国庫負担の削減です。かつて市町村国保総収入の50%近くが国庫負担で賄われていましたが、今はその半分程度にとどまっています。国庫負担の削減分が保険税を高騰させました。国が市町村国保について責任を果たすよう強力に働きかけていくことが必要です。 上田市の経済の現状は、県内の中でも不況の影響が大きく、いまだ明るい展望が見えてきません。高過ぎる国保税を払うために生活を切り詰め、医者に行くのも控えているという現状があります。厳しい財政状況の中で、まず命と暮らしを守ることを最優先するために、一般会計より一層の基準外の繰り入れを行い、国保税の引き上げをしないようにすべきだということを申し上げ、討論といたします。 ○議長(南波清吾君) 次に、井沢議員の討論を許します。井沢議員。          〔11番 井沢 信章君登壇〕 ◆11番(井沢信章君) 議案第72号、上田市国民健康保険税条例中一部改正について、賛成の立場から討論を行います。 国民健康保険制度は、だれもがいずれかの医療保険に加入し、病気やけがのとき安心して医療を受けることができるという我が国の世界に誇る国民皆制度の根幹をなす制度です。この議案につきましては、国保財政が加入者の高齢化や医療技術の高度化に伴う医療給付費の支出増と、特に昨今の厳しい経済雇用情勢を反映した課税所得の減少、収納率の低下による国保税の収入減により極めて厳しい状況であり、財政推計においても不足額を生じる見込みであることから、今後もこの制度の健全財政を維持していくため、国保税率の改定を行うというものです。 税率改定に当たっては、いまだ出口の見えない厳しい経済雇用情勢の中で、国保加入者への負担増が憂慮されます。しかし、この点については、一定所得以下の世帯や失業者に対しては、これまでよりも拡大した軽減措置を取り入れ、また応能応益割合の見直しを実施するとともに、税率の改定幅を抑えるため、1億7,200万円余りの国保基金残高全額の取り崩しと、一般会計から3億円の基準外の繰り入れを実施するなど、加入者の負担軽減を図る配慮がされております。 あわせて上田市国民健康保険運営協議会税率改定についての答申の附帯意見にもある国保税の収納対策の強化、国保事業の広報活動及び医療費の適正化への積極的な取り組みや脆弱な財政基盤という制度上の課題を抱え、市町村単位での運営の継続が困難な国民健康保険制度について、抜本的な改革について、国、県への働きかけを実施することとなっています。 なお、一般会計からの繰り入れ増については、上田市の場合、国民健康保険の加入世帯が30%台であることから、これ以上の繰り入れは市民に不公平感をもたらすこととなり、適当でないと考えます。また、この会計は、独立採算であることや現金会計であることも考慮しなくてはなりません。 以上のことから、上田市国民健康保険税条例一部改正については、賛成するものであり、議員各位の賛同をお願いし、賛成討論といたします。 ○議長(南波清吾君) 以上で討論を終結します。 これより採決いたします。本案を委員長報告のとおり決するに賛成諸君の起立を求めます。          〔賛成者 起立〕 ○議長(南波清吾君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。                       ◇ △日程第5 議案第73号及び第74号 ○議長(南波清吾君) 次に、日程第5、議案第73号及び第74号2件一括議題とし、まず議案第73号につき環境建設委員長の報告を求めます。環境建設委員長。          〔環境建設委員長 深井 武文君登壇〕 ◎環境建設委員長(深井武文君) 環境建設委員会は、去る6月18日に開催し、付託された案件の審査を終了いたしましたので、その概要について順次ご報告申し上げます。 議案第73号、上田市都市公園条例中一部改正について申し上げます。 本案については、平成17年度から整備を進めてきた上田市神畑公園の整備工事が平成22年5月末に完了し、供用開始することから、街区公園として追加するため、条例の所要の改正を行うものであるとの説明を受け、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ○議長(南波清吾君) 次に、議案第74号につき産業水道委員長の報告を求めます。産業水道委員長。          〔産業水道委員長 西沢 逸郎君登壇〕 ◎産業水道委員長(西沢逸郎君) 産業水道委員会は、去る6月21日に開催し、付託案件の審査を終了いたしましたので、その概要について順次ご報告申し上げます。 まず、議案第74号、上田市下水道条例中一部改正について申し上げます。 本案については、現行の下水道条例では、下水道排水設備工事責任技術者は、財団法人長野下水道公社の実施する下水道排水設備工事責任技術者資格認定共通試験に合格し、市に登録した者とされ、これまでは県内各市町村でその登録事務を行ってきたが、平成22年12月1日から同公社が県内の責任技術者の登録を一括して行うこととなり、それに伴い関係条文の改正を行うものであるとの説明を受けました。 質疑において、対象者は何人ぐらいか、対象者からの意見はどうか、また登録料は余分にかかることはないか。これに対し、対象となる上田市に登録されている責任技術者数は、この5月現在で622名である。意見としては、県内の公社と協定を結んでいる66団体にも登録ができるということで、メリットがあると聞いている。また、登録料については、現在上田市では3,000円の登録手数料をいただいているが、今回の改正により2,000円となり、負担額は1,000円安くなる等々の質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ○議長(南波清吾君) 以上で委員長報告が終わりました。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南波清吾君) これより討論に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南波清吾君) これより議案第73号及び第74号を2件一括して採決します。本案2件委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南波清吾君) ご異議なしと認めます。よって、本案2件原案のとおり可決されました。                       ◇ △日程第6 議案第75号 ○議長(南波清吾君) 次に、日程第6、議案第75号を議題とし、まず総務文教委員長の報告を求めます。総務文教委員長。          〔総務文教委員長 小林 隆利君登壇〕 ◎総務文教委員長(小林隆利君) 議案第75号、平成22年度上田市一般会計補正予算第1号中総務文教委員会担当分について申し上げます。 まず、政策企画局ほか関係の質疑において、交流・文化施設等整備予定地土地購入費の積算単価は、鑑定2社の平均を目途としているが、今後交渉の余地はあるのか。また、整備計画では、土地購入費を20億円と想定しているが、今回計上された予算額との差額4億円ほどは、全体事業費の圧縮ができるということか。これに対し、土地単価については、基本的には今回の単価をベースとしながら、少しでも下げられるよう今後JT側と交渉してまいりたい。また、全体事業費の上限135億円の中で、圧縮ができるものと考えている。 次に、交流・文化施設等設計者選定委員会に市民会館を常時使っている文化団体の代表者など市民を登用する考えはあるか。また、市民の意向はどのように反映されるのか。これに対し、設計者選定委員会は、専門性の高い有識者及び庁内関係者から成る構成で考えているが、選考の過程を公開で行うなど、透明性を確保するとともに、基本設計を進める中で機会をとらえて市民への説明、またご意見をお聞きするよう努めてまいりたい。 次に、わがまち魅力アップ応援事業について、すべての自治会に取り組んでもらいたいが、現状はどうか。また、採択されなかった団体に対して、採択が得られるよう検討してほしいがどうか。これに対し、平成20年度25件、21年度44件、平成22年度48件の採択である。不採択となった団体に対し、附帯意見などをつけてアドバイスし、これまでも採択につなげたケースがあるので、今後も引き続き努力していきたい。 次に、総務部ほか関係の質疑において、市では既に庁内で事業仕分けを行っている。今回、市民参加型の事業仕分けを取り入れるとのことだが、その相違点は何か。これに対し、市の事業仕分けは、平成19年から庁内で実施してきており、これまで287事業を対象に190事業について一定の方向を決めてきた。今回の市民参加型の事業仕分けについては、これまでの実績を踏まえ、市民の視線という新たな視点を加え、発展的に強化しようとするものである。 次に、寧波市交流15周年記念事業が予定されているが、交流の効果が観光等を含めた産業界にも波及するよう、何か事業は計画されているか。これに対し、市民や民間レベルでの交流は随時行われている。今回の計画については、上田日中友好協会に委託していく予定であり、指摘いただいた部分で取り組めることがあるか、協会とともに検討していく。 次に、財政部関係の質疑において、国庫補助金のまちづくり交付金の補助率について、十分の4の補助率と十分の4.5の補助率が計上されているが、この差異は何か。これに対し、従前のまちづくり交付金は、十分の4が交付金の補助率であるが、中心市街地活性化法の適用を受けた地域で実施される事業については、補助率は十分の4.5となり、交付金面において優遇措置が適用されることになる。 次に、カネボウ丸子工場跡地について、今回医療法人に売却することとなったが、跡地利活用の方向性は決定したと考えてよいか。これに対し、医療法人への売却と丸子図書館の整備により、跡地の利活用の方向性はすべて決定したと考えている。 次に、教育委員会関係の質疑において、高等学校の記念事業に対する補助金が計上されているが、この算出根拠はどのようなものか。これに対し、当該記念事業が補助に値する事業か、事業内容を確認する中で、対象事業費の10%を基準とし、全校生徒に占める上田市出身の生徒の割合を加味しながら、補助を行ってきている。 次に、笑顔で登校支援事業とは、具体的にどのような事業か。これに対し、1つは、中学校に専科の教員を配置し、中学校の教員を中学校区内の小学校に派遣し、小学生が専科の授業を受けるという小中連携事業であり、2点目として、不登校児童生徒、発達障害児などへの接し方についてのカウンセリングマインド研修を全教職員対象に実施するものであり、3点目として、民間施設を居場所としている児童生徒に対し、施設が学習指導を行うための委託事業であり、いずれも県の笑顔で登校支援事業を活用して実施するものである等々の質疑応答がありました。 政策企画局ほか関係の討論において、交流・文化施設の建設そのものに反対ではないが、市財政や市民生活も厳しい中、上限135億円とされる事業費については、できる限り圧縮に努めること。また、市民意向の把握と市民合意を得る努力を最大限図ることの2点が重要であると考えていることを述べ、賛成の討論とするとの意見が出されました。 挙手採決を行った結果、賛成全員により本案中担当分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ○議長(南波清吾君) 次に、産業水道委員長の報告を求めます。産業水道委員長。          〔産業水道委員長 西沢 逸郎君登壇〕 ◎産業水道委員長(西沢逸郎君) 議案第75号中産業水道委員会担当分について申し上げます。 まず、商工観光部関係の質疑において、商工団体連携事業の目的、また内容はどうか。これに対し、市内商工団体では、これまで連携をするための話し合いは行われ、各商工団体の中で独立した事業を行っていたが、地域経済が厳しいこの時期に、まずは製造業の皆さんについて、上田地域の中で同種の事業をやっている方の連携を図ろうと計画されたものである。 また、内容としては、最初に製造業が苦しい中で何を目指していくのか、専門家の啓発セミナーを開き、参集者が交流会において自分たちの仕事の内容、得意分野等を共有し、その後各事業者が持っているノウハウ、技術、個別の機械設備などをホームページで発信していくというものであり、そこから取引のきっかけをつくり、さらに発展して、東京等中央にて開催される各種の展示会等へ共同の出展も計画していると商工団体から聞いている。 次に、東前山観光トイレについて、現状と改修工事の内容はどうか。これに対し、前山寺の駐車場にある東前山の観光トイレは、平成10年10月に設置されたものであり、現在は簡易水洗式で利用者は大変多い状況で、地元の自治会に管理を委託している。今回、下水道本管が隣接道路に布設されたことに伴い、つなぎ込みを行い、水洗化工事を実施するものである。 次に、ゆきむら夢工房にバス停をつくるということだが、その必要性と観光費で予算を計上する理由は何か。これに対し、最近は歴女、歴史、戦国武将ブームの中で、観光で真田地域を訪れるお客様が多くなってきており、5月には電動アシスト自転車を導入し、お客様に貸し付けている。こうしたこともあり、ゆきむら夢工房の前でお客様におりていただき、地域内を回遊していただく仕掛けづくりをするためにバス停をつくるものである。また、観光施策として、観光客にターゲットを絞った中での利便性の向上ということであるため、観光費で予算を計上した。 次に、農林部関係の質疑において、東山農地造成地上水道布設事業について、同造成地は長野県農業開発公社の事業として造成地が完売され、その後農業開発公社は一切関係ないということか、今回の事業に当たり農業開発公社の負担はないのか。また、耕作者負担金について、耕作者の皆さんは承知しているか。これに対し、平成20年3月に27.4ヘクタールの造成農地が完売されたが、のり面、道路敷について農業開発公社の所有であり、今後その処理については農業開発公社が担当し、東山耕作者組合の会議等を通じて農業振興に努めている。今回の事業では、農業開発公社の経費負担はなく、事業推進の中で関与していく。また、耕作者負担金については、平成22年4月1日に耕作者組合の臨時総会が開かれ、負担金として3分の1を地元耕作者の皆さんに負担していただくことで決定をいただいている。 次に、常盤城地区畜産施設の臭気対策として、今回畜産業臭気環境測定業務委託料が予算計上されているが、畜産業の臭気対策は周辺住民にとっても長年の課題である。今回の測定業務の必要性、具体的な考え方はどうか。これに対し、現在常盤城地区の畜産施設については、発酵処理施設、堆厩肥の保管施設、堆積施設を順次整備したきたが、逆さ霧のような気象条件下では、臭気が出る状況のため今回の測定業務でどの施設が不備なのかを確認するものである。また、周辺の9地点のサンプルをとり、薬品、施設整備などの効果的な対策を検証し、来年度には必要な施設整備に当たっていきたい。 次に、殿城地区県営中山間地総合整備事業について、国が土地改良事業の大幅な見直しを打ち出している状況であるが、予算措置は大丈夫か。これに対し、殿城地区の事業は、地元からの要望を受け、平成21年度に基本計画を策定し、県の農業農村審査会で認められ、平成23年度事業化に向けて、今回実施計画策定委託料を計上したものである。県に問い合わせたところ、本事業については新規事業化に持ち込みたいという県担当課の力強い回答をいただいている等々の質疑応答があり、本案中担当分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ○議長(南波清吾君) 次に、厚生委員長の報告を求めます。厚生委員長。          〔厚生委員長 池上 喜美子君登壇〕 ◎厚生委員長池上喜美子君) 議案第75号中厚生委員会担当分について申し上げます。 まず、健康福祉部関係の質疑において、今回高齢者福祉施設整備事業で行う12カ所全体の利用者数はどのくらいか。これに対し、施設利用者の定員の合計は209人である。 次に、高齢者福祉施設整備事業を行うことにより、現在の待機者がどの程度解消できるのか。これに対し、上田市の待機者は平成22年3月末現在、在宅で要介護4以上の方は310人である。既に公募した特別養護老人ホームと合わせ、今回の施設整備により300人を超える人が利用できるよう施設が整備されるため、相当数の待機者の解消になる。 次に、こども未来部関係の質疑において、緊急雇用創出事業で行う私立保育園障害児等支援事業を上田市私立保育園協会に委託するとのことだが、保育士の加配人数及び割り振りはどうなっているのか。これに対し、上田市私立保育園協会に一括委託し、同協会の中で割り振りをすることになるが、基本的には各園1人ずつで計10人を想定していることから、今後同協会と協議して、加配については決定していく。 次に、緊急雇用創出事業で行う子育て支援センター親子サポート事業について、「ひとまちげんき・健康プラザうえだ」内にオープンした親子広場の利用状況はどうか。これに対し、市内3歳未満の子供数は約4,000人であるが、オープンから6月20日までに1,061人の登録があり、延べ利用者は3,967人となっており、1日平均すると約208人が親子で利用している状況である等々の質疑応答があり、本案中担当分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ○議長(南波清吾君) 次に、環境建設委員長の報告を求めます。環境建設委員長。          〔環境建設委員長 深井 武文君登壇〕 ◎環境建設委員長(深井武文君) 議案第75号中環境建設委員会担当分について申し上げます。 まず、市民生活部関係の質疑において、男女共同参画啓発事業の意識調査データ処理委託料について、市内の成人1,500人に対し意識調査を行うとのことだが、調査方法と調査内容はどのようなものか。また、調査結果はどう生かすのか。これに対し、調査は住民基本台帳から無作為抽出した市内在住の20歳から70歳までの男女1,500人を調査対象とし、郵送により調査書を送付し、回収するという方法で行う。調査の内容は、属性、男女の役割の意識と実態及び男女の家庭での意識と実態等にかかる25項目の意識調査であり、平成17年度に合併前の各市町村において行った前回調査と比較するため、同内容としている。また、調査結果は本年度から来年度にかけて策定予定の男女共同参画推進計画を実態に即したものとするために活用したい。 次に、都市建設部関係の質疑において、別所線の再生支援のため別所線の安全対策に係る補助金が計上されているが、上田電鉄の自社負担の状況はどうか。これに対し、公的支援としては、国、県及び市の協調による補助金と市独自の補助金を支出している状況である。公的支援の対象は、安全対策に係る設備投資に限定されているが、電車の運行には安全対策以外にも多額の設備投資が必要となり、上田電鉄は安全対策に係る補助金のルールで計算した自社負担金以外に、その他の設備投資や修繕費について自社で負担しているものである。 次に、市道新設改良事業について、信州国際音楽村周辺公園アクセス道路を新規に整備するとのことだが、音楽村までバスが通行できる道路を計画しているのか。これに対し、茂沢地区から明賀池のわきを通過し、音楽村へ通じる道路として、延長約700メートル、片側2.5メートルの歩道を含めた全幅9.25メートルの道路整備を計画している。現在のアクセス道路は線形が悪く、道路幅も狭いため、大型バス等の交互通行が難しい状況である。このため観光振興の観点からも、わかりやすいルートで大型バス等の車両が安全に通行できる道路整備を行う計画である等々の質疑応答があり、本案中担当分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ○議長(南波清吾君) 以上で委員長報告が終わりました。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南波清吾君) これより討論に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南波清吾君) これより採決します。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者 起立〕 ○議長(南波清吾君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。                       ◇ △日程第7 議案第76号 ○議長(南波清吾君) 次に、日程第7、議案第76号を議題とし、厚生委員長の報告を求めます。厚生委員長。          〔厚生委員長 池上 喜美子君登壇〕 ◎厚生委員長池上喜美子君) 議案第76号、平成22年度上田市国民健康保険事業特別会計補正予算第1号について申し上げます。 質疑において、平成21年度の国保税の医療分の収納率の見込みはどうか。これに対し、おおむね88.6%と見込んでいる。 次に、平成22年度の収納率の見込みはどうか。これに対し、全体の収納率として89.5%と見込んでいる等々の質疑応答がありました。 次に、討論において、今回税率を引き上げたことに伴う補正予算措置であるが、現在の経済情勢下では滞納がふえてしまうことが危惧され、国保特別会計への歳入不足の抜本的な解決にはならないと思われることから、大型の公共事業等を見直して、一般会計からの繰り入れをさらに行い、税率を引き上げないようにすべきであると反対する意見が出されました。これに対し、賛成する立場から、確かに現在の国民健康保険制度は制度疲労のきわみと感じるが、市としても非常に厳しい状況の中で一般会計からの基準外の繰り入れを行うなど、一定の配慮をした上での税率引き上げであり、苦渋の選択であると理解できるとの意見が出されました。 挙手採決の結果、賛成多数により本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ○議長(南波清吾君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南波清吾君) これより討論に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南波清吾君) これより採決します。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者 起立〕 ○議長(南波清吾君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。                       ◇ △日程第8 議案第77号~第79号 ○議長(南波清吾君) 次に、日程第8、議案第77号から第79号まで3件一括議題とし、まず議案第77号及び第78号につき厚生委員長の報告を求めます。厚生委員長。          〔厚生委員長 池上 喜美子君登壇〕 ◎厚生委員長池上喜美子君) まず議案第77号、平成22年度上田市介護保険事業特別会計補正予算第1号について申し上げます。 質疑において、高額医療合算介護サービス費の増額は、前年度の実績に基づく調整とのことだが、当初予算編成の時点で見込めなかったのか。これに対し、新たに始まった制度であり、該当者は少ないとの事前説明会での見通しに基づき予算を計上した。事業初年度の実績がことしの3月に確定したことから、今回補正をお願いした等の質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第78号、平成22年度上田市産院事業会計補正予算第1号について申し上げます。 質疑において、平成21年12月14日の全員協議会では、立体駐車場を長野病院駐車場の東側につくると説明を受けたが、平成22年5月13日に行った厚生委員会の所管事務調査時には、長野病院駐車場の西側につくる計画であるとの説明を受けたが、変更した理由は何か。これに対し、将来的に長野病院として不足する駐車場を確保するに当たり、西側部分も含めて検討することとしていたが、その後において長野病院は独自で東側部分に駐車場を建設したいとの意向を示したことから、産院附属の駐車場を西側部分に先行して建設することとしたものである。 次に、立体駐車場には何台駐車できるのか。これに対し、産院及び長野病院用として170台以上が駐車できる立体駐車場を計画している。 次に、駐車場の奥に産院を建設するのではなく、産院の裏に駐車場を配置したほうがいいと考えるが、西側の駐車場用地へ産院の本体を建設し、そして今の本体建設予定地に駐車場をつくることについて検討する必要があると考えるが、そのような検討をした経過はあるのか。これに対し、本体と駐車場の配置がえについては、産院と長野病院双方の利用者にとって利便性が劣ることから、長野病院との協議は成立しないものと考えている。 次に、非常勤医師充実に伴う増加分として増額補正しているが、内容はどうか。これに対し、7月1日から田中俊誠秋田大学名誉教授を地域医療推進参事兼産院名誉院長として着任していただくことに伴う報酬等である等々の質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ○議長(南波清吾君) 次に、議案第79号につき産業水道委員長の報告を求めます。産業水道委員長。          〔産業水道委員長 西沢 逸郎君登壇〕 ◎産業水道委員長(西沢逸郎君) 議案第79号、平成22年度上田市水道事業会計補正予算について申し上げます。 質疑において、緑の分権改革の推進事業の具体的な内容はどうか。これに対し、環境関連のクリーンエネルギー分野に特化した調査を緊急的に行う事業として、国が各県に募集し、平成22年1月に上田市上下水道局として応募して、3月に決定した事業である。調査の内容は、クリーンエネルギーを有効的に使う太陽光発電の関係では、染屋浄水場で太陽光発電を具体的にどういう形で使えるのか、面積から想定されるものとすれば、100キロワット程度のものができるかどうかということ、それに伴う具体的な構造的問題、費用対効果の問題等について調査を行いたいというものである。また、水道管路を利用した小水力発電関係では、新屋から染屋に向けて導水管の高低差を使って、小水力発電を導入した場合、どういうことができるのか、水量の影響がどういう形であるのか、事業費用、費用対効果などの調査を行いたいというものである。今年度中、2月ごろまでに答えを出していきたい等々の質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ○議長(南波清吾君) 以上で委員長報告が終わりました。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南波清吾君) これより討論に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南波清吾君) これより議案第77号から第79号まで一括して採決します。本案3件委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南波清吾君) ご異議なしと認めます。よって、本案3件原案のとおり可決されました。                       ◇ △日程第9 議案第80号~第83号 ○議長(南波清吾君) 次に、日程第9、議案第80号から第83号まで4件一括議題とし、まず議案第80号につき総務文教委員長の報告を求めます。総務文教委員長。          〔総務文教委員長 小林 隆利君登壇〕 ◎総務文教委員長(小林隆利君) 議案第80号、カネボウ丸子工場跡地の譲渡処分について申し上げます。 本案については、カネボウ丸子工場跡地の未利用地約2万7,560平方メートルの利用について検討してきた中で、本年2月から3月にかけて民間事業者からの土地利用の提案募集を行ったところ、医療法人丸山会から丸子中央総合病院移転新築先として土地利用計画の応募があり、提案内容について丸子地域の関係団体等の代表者で構成した土地利用提案審査会において審議され、提案が認められたものであるとまず説明を受けました。さらに、売却に向けて交渉を進めた結果、このたび合意に至ったことから、同医療法人に6億9,346万760円で譲渡したいというものであるとの説明を受けました。 質疑において、売却の相手先が医療法人ということだが、売却した後の固定資産税の取り扱いはどうなるのか。これに対し、売却する土地の固定資産税額については、固定資産税と都市計画税を合わせて約569万円になると見込んでおり、来年度から納税となる予定である。 次に、医療法人から提出された利用提案について、丸子地域の自治会、商工会、消費者団体、医療団体及び健康福祉団体等の代表者で構成した土地利用提案審査会で審議したとのことだが、病院の移転新築に当たり、産科を設置する要望はあったか。また、市としても働きかけたか。委員会の中でも話が出された。市としても産科の設置ができないか、医療法人の理事長にご相談申し上げましたが、一定程度の産科医師を確保できないと、現段階では産科の設置は難しいというとのことであった等々の質疑応答があり、本案については可決すべきものと決定いたしました。 ○議長(南波清吾君) 次に、議案第81号、第82号及び第83号につき環境建設委員長の報告を求めます。環境建設委員長。          〔環境建設委員長 深井 武文君登壇〕 ◎環境建設委員長(深井武文君) それでは、議案第81号、市道路線の認定についてから順次申し上げます。 本案については、唐臼2号線ほか合計8路線、総延長1,625.4メートルを認定するものであるとの説明を受けました。 質疑において、天神城下2号線は、櫓下泉平線の計画に伴う地元の要望として出てきたものか。これに対し、関係地権者との協議の中で、周辺土地の有効活用を図るため、市が計画している櫓下泉平線と現在ある天神城下線をつなげる計画道路として今回認定したいものである等の質疑応答があり、本案については可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第82号、市道路線の廃止について申し上げます。 本案については、構半過10号線ほか合計3路線、総延長492.7メートルを廃止するものであるとの説明を受け、審査の結果、可決すべものと決定いたしました。 次に、議案第83号、市道路線の変更について申し上げます。 本案については、熊の小路線ほか合計14路線、総延長5,510.8メートルを5,029.4メートルに変更するものであるとの説明を受け、審査の結果、本案については可決すべきものと決定いたしました。 ○議長(南波清吾君) 以上で委員長報告が終わりました。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南波清吾君) これより討論に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南波清吾君) これより議案第80号から第83号まで一括して採決します。本案4件委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南波清吾君) ご異議なしと認めます。よって、本案4件可決されました。 ここで15分間休憩いたします。          午後 2時35分   休憩                       ◇                                午後 2時50分   再開 ○議長(南波清吾君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                       ◇ △日程第10 議案第84号~第86号 ○議長(南波清吾君) 次に、日程第10、議案第84号から第86号まで3件一括議題とし、総務文教委員長の報告を求めます。総務文教委員長。          〔総務文教委員長 小林 隆利君登壇〕 ◎総務文教委員長(小林隆利君) まず、議案第84号、上田市立塩田中学校改築事業屋内運動場建設建築主体工事請負契約の締結について申し上げます。 本案については、塩田中学校改築事業屋内運動場建設事業について概要説明があり、建築主体工事を実施するに当たり、9億4,290万円でコロナ・司特定建設工事共同企業体と請負契約を締結したいというものであるとの説明を受け、審査の結果、本案については可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第85号、上田市立傍陽小学校管理・普通教室棟改築事業建築主体工事請負契約の締結について申し上げます。 本案については、傍陽小学校管理・普通教室棟改築事業について概要説明があり、建築主体工事を実施するに当たり、3億2,025万円で青木・宮嘉特定建設工事共同企業体と請負契約を締結したいというものであるとの説明を受け、審査の結果、本案については可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第86号、上田市立武石小学校屋内運動場改築事業建築主体工事請負契約の締結について申し上げます。 本案については、武石小学校屋内運動場改築事業について概要説明があり、建築主体工事を実施するに当たり、3億240万円で北澤土建・竹工特定建設工事共同企業体と請負契約を締結したいというものであるとの説明を受け、審査の結果、本案については可決すべきものと決定いたしました。 ○議長(南波清吾君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南波清吾君) これより討論に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南波清吾君) これより議案第84号から第86号まで一括して採決します。本案3件委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南波清吾君) ご異議なしと認めます。よって、本案3件可決されました。                       ◇ △日程第11 報告第1号~第3号 ○議長(南波清吾君) 次に、日程第11、報告第1号から第3号までを議題とし、まず報告第1号及び第2号につき総務文教委員長の報告を求めます。総務文教委員長。          〔総務文教委員長 小林 隆利君登壇〕 ◎総務文教委員長(小林隆利君) まず、報告第1号、専決処分した上田市税条例の一部を改正する条例の承認について申し上げます。 本案については、地方税法等の一部を改正する法律、同法施行令の一部を改正する政令及び同法施行規則の一部を改正する省令等が平成22年3月31日にそれぞれ公布され、翌日の4月1日から施行されることから、所要の改正を行ったものであるとまず説明を受けました。さらに、主な内容は、法人税法において清算所得課税及び合併類似適格分割型分割制度が廃止されたことに伴う条例中の改正や市たばこ税の税率をたばこ1,000本当たり3,298円から4,618円に改めたものであるとの説明を受けました。 質疑において、今回の市税条例の改正により、個人市民税等の税収にどのような影響があるか。これに対し、年少扶養控除の廃止に伴い、個人市民税において約4億7,000万円増収を見込んでいる。また、特定扶養控除の上乗せ分廃止で、約3,400万円の増収を見込んでおり、たばこ税の値上げについては、喫煙を控える人も見込まれるため、総合的に勘案し、約1,100万円の増収を見込んでいる等の質疑応答があり、本案については承認すべきものと決定いたしました。 次に、報告第2号、専決処分した上田市都市計画税条例の一部を改正する条例の承認について申し上げます。 本案については、地方税法等の一部を改正する法律、同法施行令の一部を改正する政令及び同法施行規則の一部を改正する省令等が平成22年3月31日にそれぞれ公布され、翌日の4月1日から施行されることから、所要の改正を行ったものであると、まず説明を受けました。さらに、主な内容は、固定資産税と都市計画税の課税標準の特例を定める地方税法附則第15条中、廃止された条項があり、これに伴い項ずれが生じたことから、本条例附則第12項の読みかえ規定において、所要の改正をしたものであるとの説明を受けました。 質疑において、今回の市都市計画税条例の改正により、仕組みが大きく変わった点はあるのか。これに対し、地方税法附則中、廃止された条項があり、項ずれを改正したものであり、市が直接影響を受けることはない等の質疑応答があり、本案については承認すべきものと決定いたしました。 ○議長(南波清吾君) 次に、報告第3号につき厚生委員長の報告を求めます。厚生委員長。          〔厚生委員長 池上 喜美子君登壇〕 ◎厚生委員長池上喜美子君) 報告第3号、専決処分した上田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の承認について申し上げます。 本案については、地方税法等の一部改正に伴い、厳しい経済情勢が続く中で、中間層及び低所得者層並びに非自発的失業者の負担軽減を図るため、条例中所要の改正を行うものであるとの説明を受けました。 質疑において、解雇などの理由により離職した人が国民健康保険に加入し、失業時から翌年度末までの間に前年の給与所得を100分の30とみなして、軽減措置の該当者となる人は上田市に何人いるのか。これに対し、平成22年4月1日から6月18日までに申請された方は189人である。なお、申請に基づき軽減措置をするため該当者数は把握できない。 次に、給与所得を100分の30とみなす軽減措置の周知は行っているのか。これに対し、広報4月16日号に掲載したが、今後も広報での周知及び7月に発送する納付書にお知らせ文を同封するなどの方法で周知していく等々の質疑応答があり、本案については承認すべきものと決定いたしました。 ○議長(南波清吾君) 以上で委員長報告が終わりました。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南波清吾君) これより討論に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南波清吾君) これより報告第1号から第3号まで一括して採決します。本案3件委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南波清吾君) ご異議なしと認めます。よって、本案3件は承認されました。                       ◇ △日程第12 報告第4号 ○議長(南波清吾君) 次に、日程第12、報告第4号を議題とし、まず総務文教委員長の報告を求めます。総務文教委員長。          〔総務文教委員長 小林 隆利君登壇〕 ◎総務文教委員長(小林隆利君) 報告第4号、専決処分した平成21年度上田市一般会計補正予算第9号中総務文教委員会担当分の承認について申し上げます。 まず、政策企画局ほか関係の質疑において、平成21年度最終のふるさと寄附金の採納状況はどうか。これに対し、平成21年度最終で4,658万4,000円の寄附があった。 次に、総務部ほか関係の質疑において、毎年期末になると予定外の退職者が出るが、新年度の新規採用は既に終わっている。職員配置等に対する影響はどうか。これに対し、早期退職を希望する職員には、翌年度の職員配置等もあるため早目に申し出てほしい旨、所属長も含め周知しているところであるが、一身上の都合等で期末に退職する職員もいる。組織ヒアリングを行う中で、必要に応じ非常勤職員で対応する等、全体の中で調整を行っている。 次に、平成21年度事業で本年度に繰り越した情報通信基盤整備事業の現在の進捗状況はどうか。これに対し、全体のおおむね7割は完成しており、菅平地区については、今月末完了の予定で進めている。野倉地区と松井新田地区については、8月末完成予定である。 次に、財政部関係の質疑において、国の緊急経済対策である地域活性化・公共投資臨時交付金、地域活性化・経済危機対策臨時交付金及び地域活性化・きめ細かな臨時交付金について、当初予定した交付額と比較して、実際の交付の状況はどうであったか。これに対し、おおむね当初予定した交付金の額、または上回る額が交付されたと考えており、経済対策と相まった地方単独事業の実施に当たり、大変有効な交付金として活用できた。 次に、平成21年度から実施した市税等案内センターの実績はどうであったか。これに対し、昨年5月から開始し、納付案内センターの呼びかけで納付された市税等の額は2億4,700万円であり、当初の目標額である1億5,000万円をかなり上回る実績となった。 次に、教育委員会関係の質疑において、学校建設費において、1,100万円の補正減が発生しているが、新しい学校づくりという視点から、さらに必要な備品を整えるといった考えはなかったのか。これに対し、必要備品はすべて購入した上で、入札差金等として発生したものであり、補正減とした等々の質疑応答があり、本案中担当分については承認すべきものと決定いたしました。 ○議長(南波清吾君) 次に、産業水道委員長の報告を求めます。産業水道委員長。          〔産業水道委員長 西沢 逸郎君登壇〕 ◎産業水道委員長(西沢逸郎君) 報告第4号中産業水道委員会担当分について申し上げます。 まず、商工観光部関係の質疑において、新技術等の開発事業補助金や新産業創出グループ支援事業補助金について、支援事業を利用する側から使いにくいという声はないか。これに対し、AREC、コーディネーターを中心にいろいろなアドバイスをしており、使いづらいという声は聞いていない。アンケートでも非常にありがたいという声を聞いている。いずれにしても、新技術開発、新産業創出は、製造業の生命線であるため、積極的に使ってもらうよう幅広く声をかけている。 次に、農林部関係の質疑において、農業バイオセンター管理運営事業費について不用額の内訳は何か。これに対し、不用額の内訳として、需用費の光熱水費160万円減の内容は、光熱水費節減によるもの、修繕料26万6,000円減の内容は、ハウスの天窓の修理代残額であり、役務費については、通信運搬料、手数料、保険料がそれぞれ確定したため、残額について減額したものである。また、原材料費の23万6,000円の減額は、当初予定よりも原材料が量的に少なかったため減額した等々の質疑応答があり、本案中担当分については承認すべきものと決定いたしました。 ○議長(南波清吾君) 次に、厚生委員長の報告を求めます。厚生委員長。          〔厚生委員長 池上 喜美子君登壇〕 ◎厚生委員長池上喜美子君) 報告第4号中厚生委員会担当分について申し上げます。 健康福祉部関係の質疑において、点字図書館の今後の方向性についてどのように考えているか。これに対し、点字図書館の利用者は、市内に限らず県内外の方も多くいることから、郵送による貸し出しを行っている状況である。県の身体障害者福祉協会から上田市に委託金は入ってきているが、市の持ち出しも約1,000万円あることから、県、身体障害者福祉協会及び上田市で今後の方向性について協議を進めていきたい等の質疑応答があり、本案中担当分については承認すべきものと決定いたしました。 ○議長(南波清吾君) 次に、環境建設委員長の報告を求めます。環境建設委員長。          〔環境建設委員長 深井 武文君登壇〕 ◎環境建設委員長(深井武文君) 報告第4号中環境建設委員会担当分について申し上げます。 まず、市民生活部関係の質疑において、市営住宅の火災報知機設置業務委託料が減額されているが、すべての市営住宅に火災報知機の設置が終了したということか。これに対し、火災報知機は管理戸数の88%以上が設置済みの状況であり、入居者と連絡がとれないなどの理由により未設置の住宅がある。政策空き家については設置しないが、未設置の住宅については、今後も設置に努めていく。 次に、ごみ減量化機器等購入費補助金と資源物回収用具収納施設設置費補助金が減額されているが、補助金申請者が少なかったということか。少なかったという場合、申請手続を簡略化するなど申請しやすくする考えはあるか。これに対し、ごみ減量化機器等購入費補助金については、機器分として225台を当初予算計上したが、実績は181台の申請となったため不用額が生じた。また、資源物回収用具収納施設設置費補助金については、当初10件を見込んでいたが、実績は4件の申請であったため、同様に不用額が生じたものである。申請手続については、申請に当たっては、申請書及び添付書類の提出が必要であるが、現在添付書類は領収書など必要最低限のものとしており、簡略化に努めている。 次に、都市建設部関係の質疑において、放置自転車処分委託料が減額されているが、平成21年度の処分状況はどうか。これに対し、21年度は150台の放置自転車を処分した。減額の理由は、処分経費について1台当たり300円で当初予算計上したが、金属の値上がりにより1台当たり100円の処分料となったたため、不用額が生じたものである。 次に、道路台帳保守管理委託料の減額理由は何か。これに対し、道路台帳の整備業務については、平成21年度に業務の見直しを行ったため、事業の開始時期が当初予定よりおくれることとなった。整備対象のうち改良路線については、当初計画では48キロメートルを予定していたが、実際は30キロメートルの事業量となったため、全体事業費が減少した。また、委託業務の入札に当たって入札差金が生じたためである等々の質疑応答があり、本案中担当分については承認すべきものと決定をいたしました。 ○議長(南波清吾君) 以上で委員長報告が終わりました。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南波清吾君) これより討論に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南波清吾君) これより採決します。本案を委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者 起立〕 ○議長(南波清吾君) 起立全員であります。よって、本案は承認されました。                       ◇ △日程第13 報告第5号~第9号 ○議長(南波清吾君) 次に、日程第13、報告第5号から第9号まで5件一括議題とし、まず報告第5号につき総務文教委員長の報告を求めます。総務文教委員長。          〔総務文教委員長 小林 隆利君登壇〕 ◎総務文教委員長(小林隆利君) 報告第5号、専決処分した平成21年度上田市塩田有線放送電話事業特別会計補正予算第2号の承認について申し上げます。 本案については、県によって進めている県道塩田仁古田線改良工事における五加橋かけかえ工事に伴い、支障となる有線放送電話の東塩田幹線仮設工事の工事収入が年度末に確定したことから、これを基金に積み立てるため専決処分したものであるとの説明を受け、審査の結果、本案については承認すべきものと決定いたしました。 ○議長(南波清吾君) 次に、報告第6号、第7号及び第8号につき厚生委員長の報告を求めます。厚生委員長。          〔厚生委員長 池上 喜美子君登壇〕 ◎厚生委員長池上喜美子君) まず、報告第6号、専決処分した平成21年度上田市国民健康保険事業特別会計補正予算第5号の承認について申し上げます。 本案については、歳入歳出に対する主な内容は、事業費の確定に伴うものであるとそれぞれ説明を受け、審査の結果、承認すべきものと決定いたしました。 次に、報告第7号、専決処分した平成21年度上田市老人保健事業特別会計補正予算第3号の承認について申し上げます。 本案については、歳入歳出に対する主な内容は、事業費の確定に伴うものであるとそれぞれ説明を受け、審査の結果、承認すべきものと決定いたしました。 次に、報告第8号、専決処分した平成21年度上田市後期高齢者医療事業特別会計補正予算第3号の承認について申し上げます。 質疑において、平成21年度の普通徴収現年分の収納率は何%か。また、平成22年度の収納率は何%と見込んでいるのか。これに対し、平成21年度現年分は99.4%、滞納繰り越し分を合わせて98.9%と見込んでいる。平成22年度は98.7%と見込んでいる。 次に、年18万円以下の年金収入のみの人は普通徴収になるが、1カ月当たり1万5,000円以下の収入となるため、納めるのが大変な状況だと思うが、滞納者に対しての対応はどうか、これに対し、最終的には差し押さえ等を実行する方向でいるが、徹底した財産調査の結果、処分する財産等がないため、差し押さえについては執行していない場合がほとんどである。しかし、納付相談を行い、分納誓約等により納付していただいている等々の質疑応答があり、本案については承認すべきものと決定いたしました。 ○議長(南波清吾君) 次に、報告第9号につき環境建設委員長の報告を求めます。環境建設委員長。          〔環境建設委員長 深井 武文君登壇〕 ◎環境建設委員長(深井武文君) 報告第9号、専決処分した平成21年度上田市駐車場事業特別会計補正予算第1号の承認について申し上げます。 本案については、主に事業費等の確定に伴う最終調整であるとの説明を受け、審査の結果、承認すべきものと決定いたしました。 ○議長(南波清吾君) 以上で委員長報告が終わりました。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南波清吾君) これより討論に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南波清吾君) これより報告第5号から第9号まで一括して採決します。本案5件委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南波清吾君) ご異議なしと認めます。よって、本案5件は承認されました。                       ◇ △日程第14 議案第88号及び第89号
    ○議長(南波清吾君) 次に、日程第14、議案第88号、戸別所得補償対策の見直し等地域の実情に即した農業振興策の促進を求める意見書及び議案第89号、農業農村整備事業に関する意見書について2件一括議題とし、提案理由の説明を求めます。産業水道委員長。          〔産業水道委員長 西沢 逸郎君登壇〕 ◎産業水道委員長(西沢逸郎君) 議案第88号、戸別所得補償対策の見直し等地域の実情に即した農業振興策の促進を求める意見書について趣旨弁明を行います。 この意見書は、産業水道委員会において受理番号第3号、コメの戸別所得補償対策等の見直しを求める請願を採択し、委員全員の賛同を得て提案するものです。 農業を取り巻く情勢は、担い手の減少や高齢化の進行など厳しさを増し、加えて農産物価格の下落、生産資材価格の急騰など、農業者の努力だけでは解決できない課題に直面しています。こうした中、国においては農業を再生し、食料自給率を向上させるため、戸別所得補償制度の導入に向けてモデル事業を実施しております。農業者にとって極めて重要な政策であり、大きな期待と関心を寄せています。制度の本格実施に当たり、地域の実情や特性を十分に踏まえ、農業者が安心して営農に取り組み、地域農業の持続的な発展が図られる制度とすることを国に対して強く求めるものであります。 案文はお手元に配付のとおりです。 続いて、議案第89号、農業農村整備事業に関する意見書について趣旨弁明を行います。 この意見書は、同じく産業水道委員会において受理番号第3号、農業農村整備事業の推進を求める陳情を採択し、委員全員の賛同を得て提案するものです。 平成22年度農林水産省予算において、農業農村整備事業予算は、前年度に比べ大幅に縮小されました。また、地域裁量に任せた農山村地域整備交付金制度についても配分額は不十分と言わざるを得ないのが現実です。農業農村整備事業は、農業・農村の維持発展並びに食料自給率の向上、さらには世代を超えた資産の維持形成を図る上で、計画的で着実な事業推進が不可欠であることから、予算の確保・増額を国に対して強く求めるものであります。 案文はお手元に配付のとおりであります。 以上であります。本案2件全員の皆様のご賛同をいただきご議決賜りますようお願い申し上げ、趣旨弁明といたします。 ○議長(南波清吾君) これより質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南波清吾君) 本案2件については委員会提出議案のため、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略します。 これより討論に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南波清吾君) これより採決します。本案2件原案のとおり決するにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南波清吾君) ご異議なしと認めます。よって、本案2件原案のとおり可決されました。                       ◇ △日程第15 議案第90号及び第91号 ○議長(南波清吾君) 次に、日程第15、議案第90号、機能性低血糖症に係る国の取り組みを求める意見書及び議案第91号、子宮頸がんを予防するワクチン接種への公費助成を求める意見書について2件一括議題とし、提案理由の説明を求めます。厚生委員長。          〔厚生委員長 池上 喜美子君登壇〕 ◎厚生委員長池上喜美子君) まず、議案第90号、機能性低血糖症に係る国の取り組みを求める意見書について趣旨弁明を行います。 この意見書は、厚生委員会の審査において、受理番号第2号、機能性低血糖症に係る国の取り組みを求める請願を採択すべきものと決定し、委員全員の賛同を得て提案するものです。 内容としましては、機能性低血糖症は、膵臓の機能失調等による血糖値の調整異常により発症するものであり、食生活の乱れやストレスの増加などにより罹患者はふえています。医学的にも認知度が低い状況であるため、精神疾患または神経疾患などと誤診されるケースも少なくありません。しかしながら、正しい診断後に治療することにより、慢性疲労、うつ状態、集中力不足、情緒不安定及び記憶障害等の症状が改善し、社会復帰する事例は数多い状況であることから、機能性低血糖症に係る調査研究を初めとする取り組みを強化するよう国に対し要望するものであります。 案文はお手元に配付のとおりであります。 次に、議案第91号、子宮頸がんを予防するワクチン接種への公費助成を求める意見書について趣旨弁明を行います。 この意見書は、同じく厚生委員会の審査において、受理番号第5号、子宮頸がん予防ワクチン接種の公費助成を求める請願を採択すべきものと決定し、委員全員の賛同を得て提案するものです。 内容としましては、我が国の20歳代の女性で発症率が一番高いがんは子宮頸がんとなっており、年間1万5,000人以上が発症し、約3,500人のとうとい命が失われています。ワクチン接種での予防が可能であることから、既に100カ国以上でHPV感染予防ワクチン接種が行われているとともに、約30カ国の先進国で公費助成が行われています。我が国においても感染予防効果の認められるワクチンが平成21年12月から接種を受けることが可能となりましたが、ワクチン接種には4万円から6万円もの高額な自己負担がかかる状況であるため、予防効果の高い11歳から14歳の女子のワクチン接種に対し公費助成を行うよう国に対し要望するものであります。 案文はお手元に配付のとおりであります。 以上であります。本案2件全員の皆様のご賛同をいただき、ご議決賜りますようお願い申し上げ、議案第90号及び第91号についての趣旨弁明といたします。 ○議長(南波清吾君) これより質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南波清吾君) 本案2件については委員会提出議案のため、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略します。 これより討論に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南波清吾君) これより採決します。本案2件原案のとおり決するにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南波清吾君) ご異議なしと認めます。よって、本案2件原案のとおり可決されました。                       ◇ △日程第16 請願第2号及び第3号 ○議長(南波清吾君) 次に、日程第16、請願第2号、機能性低血糖症に係る国の取り組みを求める請願及び請願第3号、コメの戸別所得補償対策等の見直しを求める請願について2件一括議題とします。 お諮りします。先ほどそれぞれの請願について同一趣旨の議案第90号、機能性低血糖症に係る国の取り組みを求める意見書及び議案第88号、戸別所得補償対策の見直し等地域の実情に即した農業振興策の促進を求める意見書が可決されました。よって、本請願2件については採択されたものとみなしたいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南波清吾君) ご異議なしと認めます。よって、本請願2件は採択されたものとみなすことに決しました。                       ◇ △日程第17 閉会中の継続審査(請願第4号) ○議長(南波清吾君) 次に、日程第17、閉会中の継続審査を議題とします。 産業水道委員長から審査中の請願第4号、未就職新卒者の支援策実施を求める請願について、会議規則第104条の規定により閉会中の継続審査の申し出があります。 この際、会議規則第45条第1項の規定により、審査経過の中間報告を求めます。産業水道委員長。          〔産業水道委員長 西沢 逸郎君登壇〕 ◎産業水道委員長(西沢逸郎君) 請願第4号、未就職新卒者の支援策実施を求める請願について申し上げます。 本請願については、平成21年度大学等卒業予定者の就職内定率が本年2月時点で同期過去最低となり、日本の将来を担うべき若者の人生にとって大変憂慮すべき事態となっている。このような中で、大企業を中心とした新卒優先採用などの雇用慣行が卒業後の就職活動を困難にするために、希望留年者を生み出している。若者の厳しい雇用情勢を打破して、雇用確保のため国が中心となって施策を講じるとともに、雇用のミスマッチを解消するための施策を講じるべきであるとの願意の説明が紹介議員からありました。 審査において、未就職新卒者の支援策として、大企業を中心とした新卒優先採用という企業側の雇用慣例や学生の就職活動早期化などに対して、企業、大学間での新しいルールづくりを国の関与で求めるものであるが、新卒者扱いにする期間をどの程度にするかなどについて、委員会において引き続き調査研究が必要であることから、閉会中の継続審査が妥当と考えるとの提案がありました。 この動議を受け、挙手採決の結果、挙手多数となり、閉会中の継続審査とすべきものと決定いたしました。 ○議長(南波清吾君) お諮りします。本請願については、委員長から申し出がありましたとおり、閉会中の継続審査に付することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者 起立〕 ○議長(南波清吾君) 起立多数であります。よって、本請願については閉会中の継続審査に付することに決しました。                       ◇ △日程第18 請願第5号 ○議長(南波清吾君) 次に、日程第18、請願第5号、子宮頸がん予防ワクチン接種の公費助成を求める請願を議題とします。 お諮りします。先ほど同一趣旨の議案第91号、子宮頸がんを予防するワクチン接種への公費助成を求める意見書が可決されましたので、本請願については採択されたものとみなしたいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南波清吾君) ご異議なしと認めます。よって、本請願は採択されたものとみなすことに決しました。                       ◇ △日程第19 閉会中の継続審査(請願第6号) ○議長(南波清吾君) 次に、日程第19、閉会中の継続審査を議題とします。 厚生委員長から審査中の請願第6号、子ども・障がい者等の医療費窓口無料化を求める請願について、会議規則第104条の規定により閉会中の継続審査の申し出があります。 この際、会議規則第45条第1項の規定により、審査経過の中間報告を求めます。厚生委員長。          〔厚生委員長 池上 喜美子君登壇〕 ◎厚生委員長池上喜美子君) 請願第6号、子ども・障がい者等の医療費窓口無料化を求める請願について申し上げます。 本請願については、現在長野県で実施している福祉医療費給付事業での給付方式は、医療機関等の窓口で医療費等を支払い、払い戻し分については後日受診者等の通帳に振り込むという窓口先払いによる自動給付方式となっています。しかしながら、受給者負担がなく窓口無料化をしている県は約35県あることから、子供を抱える若い世帯、母子世帯及び障害者とその家族が経済的な心配をしないで安心して医療を受けられる機会が保障されるように見直すべきであるとの願意の説明が紹介議員からありました。 審査において、医療費窓口無料化は、特に低所得者層の方々に対しては医療を受けやすい環境になると思われるが、一方で医療費窓口無料化にした場合は、国庫支出金などが減額されることが懸念される。このため委員会において引き続き調査研究が必要であるので、閉会中の継続審査が適当であるとの提案がありました。 この動議を受け、挙手採決の結果、賛成多数により本請願は閉会中の継続審査とすべきものと決定いたしました。 ○議長(南波清吾君) お諮りします。本請願については、委員長から申し出がありましたとおり、閉会中の継続審査に付することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者 起立〕 ○議長(南波清吾君) 起立多数であります。よって、本請願については閉会中の継続審査に付することに決しました。                       ◇ △日程第20 請願第7号 ○議長(南波清吾君) 次に、日程第20、請願第7号、上田市国民健康保険税の税率改定に対する請願を議題とし、厚生委員長の報告を求めます。厚生委員長。          〔厚生委員長 池上 喜美子君登壇〕 ◎厚生委員長池上喜美子君) 請願第7号、上田市国民健康保険税の税率改定に対する請願について申し上げます。 本請願については、今議会において国保税の税率を平均改定率で8.47%引き上げることを提案しているが、国保税率を改定して引き上げを行っても国保制度の改善にはならず、逆に現在の不景気の中では市民への負担増となってしまい、滞納額がふえると思われる。このため国に対して国保への国庫負担の削減をもとの割合に戻すよう働きかけを行い、市町村の国保体制の維持をすべきであり、税率改定による国保税の引き上げは行うべきではないとの願意の説明が紹介議員からありました。 これに対し、審査において、反対する立場から、市は基金をすべて取り崩し、一般会計からも3億円余りの基準外繰り入れを行っても、なお国保会計を維持していくのが難しいと判断し、今回平均改定率を8.47%引き上げたいとのことである。国保の制度自体が破綻しているということは明らかではあるが、緊急避難的にやむを得ないと判断し、本請願については不採択すべきであるとの意見が出されました。 挙手採決の結果、賛成少数により本請願は不採択すべきものと決定いたしました。 ○議長(南波清吾君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南波清吾君) これより討論に入ります。 討論の通告がありましたので、順次これを許します。 まず、渡辺議員の討論を許します。渡辺議員。          〔14番 渡辺 正博君登壇〕 ◆14番(渡辺正博君) 請願第7号、上田市国民健康保険税の税率改定に対する請願に対し、賛成の立場で討論いたします。 本請願は、国民健康保険税の値上げをしないように切望するというものであります。ある73歳のひとり暮らしの男性は、年金月13万円、介護保険料、そして国保税で月1万円、家賃が1万円、そして医療費が5万円から6万円かかる。よって、生活費は5万円しか残らない。外に出るとおなかがすくし、お金もないから家でテレビを見ている、食事は1日2食、唯一の楽しみは金魚を見て過ごすこと、今さらどうにもならないと言いますが、これ以上の負担がふえればとても生きていけない。また、小学生の子供を持つお母さんは、家族3人がぜんそく、娘だけは治療を受けさせているが、両親は治療費が高額なのでとても続けられず中断しています。医療費の負担を何とかしてほしい。これいずれも国保加入者の声でございます。 国保税を納めるために食費などを削っての生活や、国保税に限らず医療費の自己負担額も重い負担となっています。これ以上の国民健康保険税の値上げは、加入者の生活そのものを崩壊してしまうことになってしまいます。医療保障の制度である国保が貧困を広げ、命をも脅かすようなことがあってはなりません。本請願の願意はここにございます。 以上申し上げて、私の討論とします。 ○議長(南波清吾君) 次に、内堀議員の討論を許します。内堀議員。          〔25番 内堀 勝年君登壇〕 ◆25番(内堀勝年君) 請願第7号、上田市国民健康保険税の税率改定に対する請願について申し上げます。 先ほど上田市国民健康保険税の税率改定について、所要の条例改定案である上田市国民健康保険税条例中一部改定について可決されたところでありますが、改めて本請願に対し採択に反対の立場で討論いたします。 このたびの上田市国民健康保険税の税率改定は、上田市国民健康保険事業において、経済不況下における税収入の減少や医療費の増加による今後生ずる不足分を補うため、国保税の税率改定を実施するものであります。 国民健康保険は、加入者が負担する保険税を主な財源として運営しており、今回の税率改定により加入者に対して応分の負担を求めることとなりますが、低所得世帯やリストラ等による失業者への国保税の軽減措置及び国保基金の全額取り崩しと、一般会計からの基準外の繰り入れに伴う改定幅の抑制等により、加入者の負担軽減を図っています。 また、収納対策は、税率改定について、上田市国民健康保険運営協議会の答申にもあるように、公平で適正な税負担のため積極的な取り組みが必要であります。滞納者に対しては税負担の公平を確保しながら、個々の状況把握のもと、納付相談におけるきめ細かな対応により滞納解消につなげ、生活困窮者については必要に応じて福祉部局との密接な連携による支援策の対応が必要と考えます。 いずれにいたしましても、国民健康保険は国民皆保険の中核をなす制度であり、高齢者や離職者の加入割合が高く、医療費も増加し赤字基調とならざるを得ない状況であります。この原因は制度構造にも起因しており、根本的な制度の見直しが喫緊の課題と思いますが、今回の国保税の税率改定は、健全財政を維持していく上で避けることができないものと考えます。 以上で請願を採択することに反対の立場での討論といたします。 ○議長(南波清吾君) 以上で討論を終結します。 これより採決します。本請願に対する委員長の報告は不採択ですので、原案についてお諮りします。本請願を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。          〔賛成者 起立〕 ○議長(南波清吾君) 起立少数であります。よって、本請願は不採択とすることに決しました。 以上で本日の日程はすべて終了しました。 これにて平成22年6月上田市議会定例会を閉会します。          午後 3時42分   閉会...